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心理学はビジネスや恋愛で役に立つ理由。今デキる人ほど心理を勉強してる

心理学を学ぶ必要がある理由

心理学は人の心を推し量ることができます。そのため、現在社会ではコミュニケーションを円滑にするだけでなくより良い選択を恣意的に可能にするための便利なツールなのです。

人はどういう状況で考え行動し日常生活を送るのかといった心の動きや心理には実はある法則があるのです。たとえば、人間関係やビジネスにおける交渉、恋愛など人の感情が複雑に絡み合っているような他人とのやりとりではしばしば駆け引きが行われており、自分の思い通り行かなくて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

しかし、心理学を学ぶことで絶対とは言い切れませんが言葉や仕草からある程度相手の気持ちや心理を推測することができるのです。そして最近ではマーケティング心理や営業心理や恋愛心理といった商業分野から一般的な事柄まで幅広く心理学が応用されています。

心理学の種類は基礎心理学と応用心理学で大別できる

心理学に大きく分けて基礎心理学と応用心理学に分類できます。

さらに基礎心理学は生理心理学、認知心理学、学習心理学の3種類に分類可能。

同様に応用心理学は社会心理学、発達心理学、人格心理学、臨床心理学、教育心理学の5種類に分類可能。

基礎心理学

生理心理学

  • 睡眠心理学
  • 感情心理学
  • 神経心理学

認知心理学

  • 音楽心理学
  • 人工心理学
  • 人間工学
  • 言語心理学
  • 知覚心理学

学習心理学

  • 進化心理学
  • 比較心理学
  • 行動心理学
  • 知能心理学

応用心理学

社会心理学

  • 産業心理学
  • 経営心理学
  • 広告心理学
  • 政治心理学
  • 交通心理学
  • 災害心理学
  • 裁判心理学
  • 環境心理学

 

発達心理学

  • 乳幼児心理学
  • 児童心理学
  • 青年心理学
  • 老年心理学

 

臨床心理学

  • カウンセリング心理学
  • 健康心理学
  • 家族心理学
  • 看護心理学
  • 福祉心理学

 

教育心理学

  • 人格心理学
  • 犯罪心理学
  • 異常心理学

 

教育心理学

  • 障害心理学
  • 道徳心理学
  • 学校心理学

実験心理学と深層心理学の歴史

かつては哲学に一分野だった心理学が学問として独立したのは19世紀後半のことで科学的実証主義を重んじるヴントの事件心理学が始まりとされています。

心理学は心を研究研究対象とする学問です。そのため、心とは一体何かといった哲学的問いから心の探求が始まったことは想像に固くありません。そして、一番初めに心の研究をしたのが古代ギリシャのプラトンとアリストテレスです。プラトンは心身は別でここは不滅と訴えた人で、アシルトテレスは心は生物の生命原理と説いた人です。

そのあと、心理学は哲学の一部から心理学の父ヴントにより独立した学問として科学的実証主義の実験心理学を創設しました。実験心理学とはたとえば、悲しいといった感情を数値化して何となくでなく定量的に数値で心理を解析しようとする学問です。

一方、現在社会で心理学と言えばアドラー心理学とイメージできるほど定評のある心理学は実は科学的に証明されたものではないのです。

ユングによる分析心理学、フロイトによる精神分析学、アドラーによる個人心理学はすべて深層心理学と呼ばれるものです。

人間関係分析学

心理学を用いて人間関係を円滑に進めるテクニックをご紹介します。

第一印象を良くする

人は第一印象が重要と言われていますよね。それは、心理学でいう初頭効果によって人は最初に見たものに影響されて印象形成を行う習性があるからです。相手がどのような人物かを推定することを心理学では対人認知と呼び、対人関係の中で相手の断片的な情報から全体の印象を形成する過程を印象形成と呼びます。

たとえば、心理学者アッシュによる印象形成の実験があります。

架空の人物に対して「知的な」「勤勉な」「衝動的な」「批判力のある」「頑固な」「嫉妬深い」という言葉を順番に読みあげた場合と逆から読み上げた場合では印象が真反対になったのです。つまり、順に文書を読むと「ちょっと癖があるけど優秀なやつ」とイメージがつくかと思いますが「欠点があるため扱いにくい人」というイメージが想起されるのです。

つまり、初頭効果により最初に見た聞いたことが印象形成に大きく影響を与えることがわかりました。

そのため、初頭効果により最初に見たものが影響を及ぼすので必ず初対面に人には自分のアピールポイントをプッシュしましょう。最初から自分なんてと謙遜してしまうと、かえってマイナスなイメージとなり第一印象が悪くなってしまう可能性があります。

また、人は最初にイメージした印象をその後ずっと変えないという性質を持っています。自分が一旦信じた情報は疑うこともせず、それに基づいて情報を判断してしまうのです。これを確証バイアスと呼びます。

確証バイアスによって周囲からレッテルを貼られたらその印象を覆すことができないので、第一印象でマイナスな印象を相手に与えると何をしても悪印象のままになってしまいます。

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