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悲しい感情のコントロールの仕方3つ。対処法を知る前に発生メカニズムを知ろう

みなさんが「大事な人を別れる」「仕事で大失敗する」時に必ず感じる感情である悲しみの発生メカニズムと悲しい感情を上手く対処する方法をご紹介します。

悲しくて何もできない、何にもしたくないという人は身体が出してる危険シグナルですので要注意です。

悲しみとは?悲しいと行動意欲が湧かなくなる

悲しみとは、心が痛み何もできないほど辛くて心が痛い状態のことを指します。

無力感・挫折感・失望感・脱力感などを伴い「顔が暗い」「胸が締め付けられる」「行動意欲が湧かなくなる」「自分の独特の世界に閉じこもる」などの身体的反応を伴う可能性もあります。

悲しみという感情が発生するメカニズム

悲しみが発生するメカニズムは、悲しむをもたらす情報を認知すると人間の脳の前頭前野が悲しいと本人に感じさせるということです。

前頭前野には「自分はこういう人間だ」「自分の世界観はこうだ」という信念(ブリーフシステム)が存在しており、悲しみの多くはブリーフシステムが崩れることで発生することが多いです。

ブリーフシステムとは簡単にいうと、自我、自分の世界観や認識のパターンシステムとも言えます。

たとえば、大好きな彼女から別れを告げられた時や信頼している人に裏切られるといった別離や裏切りという行為が目や耳から情報が入ってくるとします。

すると、その情報を本人の過去の経験や認識パターンから海馬、扁桃や前頭前野などといった脳の各部分と情報を伝達しあって体将来自分にとってどのような情報であるかを精査します。

その結果、「悲しみをもたらす情報」と判断した場合、ドーパミンが抑制されやノルアドレナリンが分泌されます。

そのため、喜びや楽しさが感じられなくなったり食欲がなくなったりする身体的反応がでます。

[box class="box31" title="ドーパミンとは"]報酬系の神経伝達物質のこと。つまり、楽しさや興奮を覚えさせる要因[/box]

[box class="box31" title="ノルアドレナリンとは"]戦闘と逃避の準備をする内分泌物質。[/box]

悲しいと涙が出る理由はセロトニンを分泌するため

悲しい時は涙が出ますよね。

涙が出る理由はノルアドレナリンとセロトニンという2つの物質で簡単に説明できます。

ノルアドレナリンには毒性があり体内の活性酸素を増加させたり免疫を下げたりと体に害を与えてします。そのため、長時間体内にノルアドレナリンがあることは人間にとって非常によくない状況なのです。

そのためノルアドレナリンを抑制しようと涙を流すのです。涙を流すとノルアドレナリンを抑え精神の安定をもたらすセロトニンが分泌されるのです。

悲しみの感情をコントロールできる簡単な方法3つ

[box class="box32" title="おすすめ悲しみのコントロール術"][list class="ol-circle li-accentbdr acc-bc-before"]

  1. 徹底的に悲しむ。泣きじゃくる
  2. 忙しさで悲しみを意識できないようにする
  3. 悲しみをもたらしうることをあらかじめ受け入れる

[/list][/box]
悲しみの感情を簡単にコントロールする方法は上記3つがわたしのおすすめです!

まず、1つ目として徹底的に悲しんで泣きじゃくることが一番手っ取り早く悲しみの感情を克服できます。

先ほどもいったように悲しいときはノルアドレナリンがでているので精神的に追い詰めたれてる状況になっています。

その打開策としてセロトニンを出す行為(涙を流す)をして根本的に悲しみの原因であるセロトニンを排除しようという作戦です。

涙を流す方法として、人情映画をみたり友達に辛い状況を話一緒に泣いてみたりするのが手っ取り早いです。

限界まで悲しんでどん底まで行けばあとは気分をあげるしか道はありません。乗り越えられない悲しみなんてないのです。

ちなみに人間は悲しみを感情を抱いていられるのはだいたい3日から10日程度と言われています。

2つめに悲しみの感情をコントロール知る方法としておすすめなのが悲しみを後回しにすることです。

具体的には空白がないように予定をびっちりと埋めて悲しみをそもそも感じる隙を与えないようにします。

たとえば、大失恋をした後にあえて辛い状況を考えなくてもいいように仕事に精進するという人がいます。

脳が悲しみの情報を処理する前に前頭前野を別の何かで使わなきゃ行けない状況にすれば自ずと脳が悲しみを感じるという行為を後回しにしてくれるのです。

そして最後に3つ目の方法として悲しい感情をコントロールする方法としてあらかじめ悲しみをもたらすであろう状況を受け入れておくことです。

たとえば、仕事のプレゼン発表で失敗することは当たり前とすでに受け入れていれば仮に現実で役員に対してのプレゼン発表で失敗してもさほど悲しむことはないでしょう。

そのため、自分であらかじめ悲しであろう要素をピックアップし出来るだけ受け入れるような心の準備をしておきましょう。

まとめ

悲しみの感情は脳の前頭前野という部分が目や耳から入ってきた情報を処理し自分の価値観と照らし合わせて悲しみをもたらすかどうかを判断します。

悲しみの感情はドーパミンを抑制しノルアドレナリンを増加させるので体によくないものです。

そのためノルアドレナリンを抑制できるセロトニンを出すためにたくさん涙を流すのもおすすめです。

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