スノードロップの特徴と基礎情報
基礎知識
学名 | Galanthus |
科・属名 | ヒガンバナ科ガランサス属 |
英名 | common snowdrop |
原産地 | 東ヨーロッパ |
開花期 | 2月~3月 |
花の色 | 白、緑 |
別名 | ガランサス・待雪草(マツユキソウ) |
由来
スノードロップ」の呼称は16世紀から17世紀にかけて人気のあった涙滴型の真珠のイヤリングであるドイツのSchneetropfen(Snow-drop)に由来する。
スノードロップの由来
特徴
スノードロップの特徴は春先にかけて咲くことから春を告げる花とされています。そして注目すべきはその花の咲き方。花びらがうつむくように下を向いており、夜になるとその花を閉じ、日中にかけて溜め込んだあったかい空気を蕾の中にしまっています。
スノードロップの花言葉
希望・慰め
スノードロップの花言葉には希望・慰めというポジティブな意味があります。この由来はアダムとイブの逸話にあります。アダムとイブは禁断の果実を食べてしまいエデンという場所から追放されてしまいます。そのため、イブはひどく悲しんでしまい落ち込んでいました。そこに、天使が登場しひらひらと舞い落ちる雪をスノードロップの花に変え、「前を向いて頑張って!」とエールを送ったことが元です。
死
スノードドロップの花言葉が怖いと世間からは認知されているようですが、その理由として花言葉として「あなたの死を望みます」という意味合いがあるからです。この由来はイギリスのある農村の言い伝えにありあるカップルが彼氏の死を憐れみ、亡骸にスノードロップ一輪を置きました。すると、当然恋人が蘇るようなドラマチックな希望など全くなく、一方で彼の遺体が雪の雫と化(スノードロップ)してしまったのです。この現状からスノードロップは死を意味すると言われてきました。