弊社は第一志望ですか?
はい、もちろん!御社が第一志望です!
って就活生のあなたは嘘をついた経験はあると思います。
就活生の立場からすればこの答えがベストアンサーだと思っているかもしれません。
なぜなら、万が一第二志望ですと希望する会社の人事に告白したら相手からの印象が悪いのは当然ですよね。
面接官側からしたら第二志望程度の意気込みなら他の第一志望の就活生を取りたいと思いますよね。
ですが実は本質的にいうと第一志望と言わなくても内定を貰えるのです。
その理由を現役の某メーカーの人事の面接官にインタビューしてきましたので共有いたします。
御社が第一志望ですは最終面接あたりで良い
実は「御社が第一志望です」って言葉は最終面接である社長役員クラスが出席する面接にのみ有効なのです。
その理由を詳しく見ていきましょう。おおよその企業の面接は4回ありますが、実は面接の段階によって評価基準が違うのです。
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[tl label='STEP.1' title='1次面接'] 第一志望でなくても会社や業界の興味関心を示せばよい [/tl]
[tl label='STEP.2' title='2次面接'] 第一志望と明言する必要はない。しかし、企業研究の度合いと仕事内容への強い関心を見ている[/tl]
[tl label='STEP.3' title='3次面接'] 第一志望を明言する。自己PRの評価が上位の学生にたいしては第一志望と言わなくてもOBG訪問の機会を与えて就活生を囲もうとします。一方、自己PRの評価が悪い人は第一志望と言わないと即不合格です。[/tl]
[tl label='STEP.4' title='4次面接'] 第一志望と即答。特に入社意思が強く御社でこういう働き方をしたい明言できるかどうかが内定を出す条件です。 [/tl]
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第一志望でない企業に「弊社が第一志望ですか?」と聞かれた場合の対処法
就活をしている時、第一志望でない企業に全ての会社で「弊社が第一志望ですか?」「弊社以外に受けている会社はどこ?」と面接官が探りを入れてくる時があります。
そんな時はあなたがよっぽど嘘をつきたくない就活生でない限り、無難に「御社以外受けていません。第一志望です。」と言いましょう。
なぜなら、第二志望以下の企業でも業界研究をしていくにつれて興味が増し第一志望に繰り上がる可能性もあります。また第一志望の会社に落ちるかもしれないので保険が必要です。生真面目に第二志望以下の会社で第一志望でないと断言して内定が取らなかったら、就活浪人の可能性が高まってしまいます。
また、御社以外受けていませんといと面接の受け答えが楽になるメリットとデメリットがあります。
メリット
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- なぜ他の会社を受けているんですか?と詰められない
- 心証が良くなる
- 内定率が上がる
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デメリット
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- この会社が落ちたらどうするのか?詰められる
- 嘘なので罪悪感が出る
- 話が膨らまなくなる可能性がある
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弊社に内定が貰えなかったらどうするの?と聞かれた場合の答え方
まず面接官の質問の意図を考えましょう。
いろんなパターンが考えられますが、一番の面接官の意図は内定を出した時に必ず入社を決めてくれるかの本音を聞こうとしています。
もし同業界の競合を受けていたら他の会社の内定が出た場合、学生側がこちらの内定を断る可能性が出てきます。
面接官の心理として内定者の入社率が社内評価に関わってしまうので、なんとしても志望度が高く他の会社になびかない就活生が欲しいのです。
他の面接官の心理として以下のようなものがあるでしょう。
- 内定が出なかった場合の今後を心配
- 単純に気になってる
- 圧迫面接で受け答えを審査
では次にベストな受け答えです。
もし内定をいただけなくても、また来年も受け直します。それでもダメなら別のルートを探してなんとしてでも入ります。
このアピールポイントは絶対御社しか眼中にないんだと強調することです。
間違っても悲しいとか辛いなどの感情論を持ち出すのはやめましょう。