きらいがあるの意味
きらいがあるとは「傾向がある」「する頻度が多い」という意味があります。一瞬、嫌いという意味を想像して何かを嫌いな状態を表すと思ったのではないでしょうか。
きらいがあるは日本ならではの言い回しなのです。また、傾向があるという表現に用いられますが、大抵はネガティブな事象に対して使われます。
きらいがあるの漢字表記は?
きらいの漢字表記は以外にも嫌いなのです。
たとえば、「あの上司は部下を蔑むきらいがある」という例文の場合、きらいを漢字表記すると「あの上司は部下を蔑む嫌いがある」となります。
きらいがあるの使い方を例文付きで解説
「きらいがある」は、悪い事象やネガティブな人の性質性格についてある傾向がある・あることが高頻度で続くというニュアンスで使われます。
つまり、きらいがあるの使い方は「〜さんは(悪い性格の形容詞)きらいがある」というような文章で使われます。
例文を見ていきましょう。
例文
自分に甘い人ほど他人に厳しくするきらいがあるな
腹八分を超えて暴飲暴食してしまうきらいがある
残業をして稼ぐことが悪いと思われる嫌いがある世の中になった
あの人は本を読んだだけで頭が良くなったと勘違いする嫌いがある
自己中心的な行動をするきらいがある
きらいがあるの類義語同義語反対語
きらいがあるの同義語は〜する傾向がある・〜することが多い
きらいがあるの類義語は〜の風潮がある・〜色合いが強い・〜じみている
きらがあるの反意語はありません。
きらいがあるの言い換えは〜する傾向があるが最もよく使われます。とりわけビジネス文章ではきらいがあるという表現はあまり使われていません。