教育

英単語帳のおすすめ5選。東大早慶志望者の使用レビュー付き

英単語帳はあなたの英語力を決めると言っても過言でないほど英語学習において重要なものです。そのため、受験生1人1人の目的と相性を考慮して英単語帳を選択しなければなりません。英単語帳の種類によってメリットデメリットが存在するのも確かなのです。

英単語帳を何冊も買っても全く英単語力が上がらないこともあるんです。実際にインタビューした東大生には6冊も買い込んで、結局すべてをやり切ることなく中途半端にやってしまい英単語力は上がらなかった人もいました...

そこで、今回は現役東大生早慶生が英単語帳の正しい選び方とそれぞれの特徴を解説しあなたにぴったりな英単語帳を推薦します。

英単語帳の使い方

まず、英単語帳の正しい使い方を理解しましょう。

英単語帳の使い方は受験に高頻度で出てくるような英単語を学習するツールなのでただ単に単語を覚えるものではないのです。実は英単語帳の正しい使い方は英語の発音と英単語の成り立ちを効果的かつ効率的に覚えるためのものなのです。

単語の意味をただ覚えるのではなく、発音から類義語、そして英文での使われ方(言葉のニュアンス)を学習するための補助ツールなのです。

そのため、英単語帳に出てきた英単語を発音・使われ方・ニュアンス・成り立ち・類義語までじっくりと調べることがベストな英単語の使い方になります。

英単語帳の選び方

英単語帳の選び方の基準には3つあります。

  • 受験で頻出度の高い単語がまとめられているか?
  • 英単語のレベル(初級・中級・上級・最上級)
  • 熟語・類義語・例文などの関連の有無

受験に出る順

英単語の数は100万語以上あると言われてます。この膨大な量を暗記しようとしても受験勉強期間では到底無理ですよね。

そのため、効率的に最短で志望校に合格できるためには入試で出るような単語に絞って暗記することが賢明です。

しかし、英単語帳の修理によっては入試にそんな出ないようなマニアックな単語を載せているのもあれば、逆に基礎的な単語しか載せていなく英語の入試に対応できないものもあります。

ただし、一概に英語入試における出現頻度が多くない単語が意味がないとは言っておりません。重要なのは自分の英単語レベルに合わせて英単語を効率的に学ぶことです。

英語が初級レベルの人は中級レベルの英単語帳を学ぶ必要があります。中級の人は上級レベルの英単語を学ぶ必要があるのです。

英単語のレベル

英単語帳によって載っている英単語のレベルが違います。たとえば、standといった基本的な単語やbearといった難解な単語がありますよね。この単語はある英単語帳には書いており、ある単語帳には書いていなかったりします。

そのため、bearのような難しい単語を理解してるのにもっと英単語が勉強したいからと言って別の英単語帳に手をつけたら知ってる単語だらけで勉強する時間が無駄なんてことも。

あなたの英語レベルに合わせて英単語帳を選ぶ必要がありますよね。

情報量

英単語帳の情報量も重要な選ぶ基準です。

英単語の情報量とは、類義語・熟語・例文の関連することが記載されている量です。

たとえば、ある単語帳では「stand」という英単語を「立つ」という自動詞とシンプルに表現されていますが、別の単語帳では「耐える」という意味から類義語である「bear」も覚えるべきと情報量が多いパターンもあります。

情報量が多いと網羅的に英単語を学習できるのでおすすめですが、逆にそのインプットの多さで学習効率が下がってしまうこともあります。

あなたの記憶力と英単語に対する執着心に応じて適切な英単語帳を選ぶことをおすすめします。

英単語帳おすすめ5選。デメリットメリットを解説

ターゲット1900

英単語帳の中では受験生の中では不動の人気を誇ります。「ターゲット1900」の特徴は入試に出る順で英単語が並び替えられているので、最短で基礎英単語力をつけたい場合には最適なおすすめ英単語帳です。そのため、レベル的には基礎の英単語が多く載っています。

「ターゲット1900」を一周して学習すれば、センター英語にも十分対応できます。ただし、満点を狙いに行きたい、早慶上智以上を狙いたい場合は別の中級〜上級レベルの英単語帳を購入することをおすすめします。

そのため、「ターゲット1900」は英単語レベルが初級でかつシンプルに単語だけを覚えたい受験生におすすめできます。レベルでいうと日東駒専からMARCH狙えたらいいなぐらいの目安です。

メリット

  • デザインが質素で無駄な装飾がないため単語の暗記に集中できる
  • 赤シートつき
  • ターゲット1900の専用アプリがあり、通学電車で勉強可能
  • サイズが縦長で持ち運びやすいし軽い

デメリット

  • 英単語に関連する情報が少なく英語力を爆上げすることには向いていない
  • 出る順なので英単語の網羅性は低い(難関校に対応不可)

DUO 3.0

「DUO 3.0」は英単語だけでなく関連する英熟語や例文が載っていることが最大の特徴です。派生語・類義語が学べるので1つ1つの英単語に対する学習コストは高いですが学習効果も非常に高いです。

英検やTOEICの学習者にもよくオススメされているほどの良書。

話法やイディオムが学習できることから実際の英語入試さながらの感覚で学習できるので英語力の向上に直結しやすいです。

DUO3.0の中身は現代英単語1600熟語1000語含まれており、かつ重複がない例文が560本も収録済み。

メリット

  • 関連語・派生語・イディオムがいっぺんに学べる
  • 例文のクオリティが高いので実際の入試で出ても戸惑わない
  • 英単語の発音がカタカナ表記なので発音しやすい

デメリット

  • 情報量が多いので1英単語あたりの学習コストが高い
  • 初心者には向いていない
  • ちょっと重い

速読英単語(必修編)

速読英単語の特徴は長文を読みながら英単語を覚えるというスタイルです、ページの左側に覚えるべき単語があり、右にその英単語を用いた英文があります。

そのため、英単語の実際の使われ方が学べるのはもちろん、英文を読むので読解力もあがります。

また、英文と一緒に英単語を学ぶことは記憶力の定着度を高めるので学習性成果が早く現れます。英文に出てきた意味がわからなかった単語等もついでに学習できます。実際、多くの慶應生が「速読英単語(必修編)」を使っていましたね。

ただし、別売りの速読英単語(上級編)合わせることで早慶上智以上のレベルの英語入試に対応できるレベル感ではあります。

メリット

  • 英語を英文の中で学べるので記憶の定着率が高い
  • 1つの英単語に対して類義語などの関連語も多い
  • 英長文は70個収録されており読解力も同時につく

デメリット

  • 英語が苦手な人は英単語も学び英文も読まなきゃで色々辛い
  • リスニングしたいなら別売りCDを買わないとダメ

システム英単語

「システム英単語」は通常シス単と呼ばおおくの高校が英語の授業で導入している英単語帳です。

英単語と短い例文によって実践レベルかつ使い方が学べるので学習コストが低く学習効果が高い東大生早慶生の一番のおすすめ。

慣用句から類義も入試にピンポイントで出るようなものを抜粋しているので、英語入試での高得点につながる工夫もされています。

また、付録のCDでリスニングすることで英単語をただ覚えるだけでなく、入試によく出る形の例文が頭に染み付くので実践の読解スピードが早くなります。

メリット

  • 英単語と入試によく出る短文による学習で実践レベルがグーンと上がる
  • デザインがシンプルで見やすい
  • 瀕死や出る順番でまとまっているので見やすい

デメリット

  • ボリュームが多く挫折しやすい
  • 慣用句が多く単語そのものを覚えたい人にはおすすめできない

東大英単語熟語 鉄壁

「東大英単語熟語 鉄壁」は東大合格に定評がある「鉄緑会」によって作られた最強の英単語帳。東大の名がつくぐらいですから、中身も高レベルの英単語が載っております。

しかし、難しい単語はイラスト付きでイメージで覚えやすく、また派生語・類義語などの関連語までまとめているので、東大以外の難関志望者にもおすすめできます。「東大英単語熟語 鉄壁」を学べばセンター英語~難関大学の英語入試まで対応可能です。

難関入試では派生語のニュアンスまで理解しているとすんなり回答できる場合が多いことを踏まえると、(難しい)英語入試で高得点をとる仕組みが内部に埋め込まれていることがわかります。

メリット

  • 難関レベルの英語入試にまで対応できる
  • 重要な単語をイラスト付きで解説し記憶の定着を促進
  • 派生語が詳しく解説されており、きめ細やかな英語単語直を身に付けられる

デメリット

  • 網羅性を担保したため、量が多い
  • 初心者や中級者は挫折する
  • 英字新聞レベルの高レベル単語は扱いなし

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