就活

理想のキャリアを手に入れる方法5選。【受講生1000人以上の元キャリアアドバイザー監修】

いきなりですが、あなたは将来やりたいことはありますか?その目標に向けて戦略的にキャリアを設定していますか?

実はキャリアを考えている就活生とと考えていない就活生では社会実現性・経済性・人生の満足度の大きな差がでてきてしまうのです。しかし、理想のキャリアを追い求めるほど実現可能性が下がるのです。

この意見は私の経験則に基づいています。私は1年で500人のキャリアコンサルディングをしてきて多くの悩める就活生を見てきましたが、キャリアデザインができていない人はもれなく生涯年収が低く、人生に対して悲観的な態度を示していました。

そこで今回はいかにキャリアデザインするかが重要かを問い、キャリアデザインする方法を解説します。この記事を読み終わるころにはご自身でキャリアを考えられるようになれますので最後までお付き合いください。

キャリアデザインすることが重要な理由

まず、キャリアデザインをすることがなぜ重要なのかを考えていきましょう。正直、キャリアを考えなくてもその場の状況に合わせて目標を決めなんとなく仕事をしていても不便はことはないと思い込んでいる人もいるのではないでしょうか?

ではまず、キャリアデザインをしなかった人の末路の例を見て見ましょう。

適当なキャリアを描いた人の悲惨な末路

これはある知人の話ですが、学生時代から学業スポーツともに優秀でした。もちろん就活では大手から引く手数多です。そんな彼がいまはなんと無職です。

なぜなら、就活時にやりたいことを明確にしてキャリアアップを考えることをしなかったからです。

誰もが惹かれる大手の名前につられて入社してものの、実際の業務内容パワーポイント作成やエクセルの細かい補正などの業務しかやれず3年間が立ちました。理想と現実のギャップにやられた彼は転職をして裁量権の多いベンチャーにいました。

しかし、そこで同期で入った転職組の人と自分を比べた時に明らかに仕事の出来と経験が違いました。同期は前職でマーケの基礎を学び尽くし、それを元に裁量権の多いベンチャーでマーケをアウトプットする戦略でいたのに対し、彼は裁量権の多さに惹かれただ転職しただけでした。

そのため、仕事はマーケティングができる彼に多く任され、一方で未経験な領域である彼はまたも資料作成等のお手伝いのポジションになりました。その後、かれはまた転職をしジョブホッパーとなりました。

そして転職の回数が短期間で多いと受け入れてくれる企業が少なくなり、結局無職になってしまいました。

キャリアデザインをするとメリットあるの?

では、逆にキャリアデザインをしっかり行った人は仕事や人生においてメリットはあるのでしょうか?その答えは「キャリアデザインをした方がより良い結果をもたらしてくれる」ということです。

なぜなら、キャリアデザインをすると物事に対してPDCA(ここでは改善行動程度の意味合い)が行えるからです。そして、計画を立てると逆算思考で今やるべきことが明確になるからです。 

キまとめるとャリアデザインを行う最大のメリットは自身の現状を客観的に把握できることです。その上でキャリアを戦略的に練り込むと、社会実現性・経済性・人生の満足度が高くなるのです。

ではキャリアデザインの重要性の次にキャリアデザインを行なっていく上で必要なことを見ていきましょう。

理想のキャリアをデザインするために必要なこと5選

理想のキャリアを実現するためにまずは自己分析が必要です。その上で、自分の仕事に対する本心を洗い出し面接でぶつけることが重要です。この際、会社に入りたいためにガクチカを誇大表現したり嘘をいってはいけません。では、理想のキャリアを実現するために必要なことを見ていきましょう。

やりたいこと・やりたくないことリストを作る

キャリアを描く上で自分がやりたいこと・やりたくないことが明確になっていないと、そもそも目標を立てることができません。また、理想のキャリアとは「やりたいことを実現でき、かつやりたくないことをやらなくて済む働き方をしている」ことです。

まずは、やりたいリスト・やりたくないリストを5分間でそれぞれ書き出してみましょう。

社会的意義と経済的意義で仕事を切り分ける

私の経験上、やりたいことを追求して仕事ができている人はわずか2%程度でしょうか。就活生の時にやりたいことがあって入社して会社もすぐにやめてしまいやりたくもない仕事をしている社会人がほとんどです。

そのため、理想のキャリアを考える上で妥協案が必要です。つまり、やりたいことで生計を立てることが理想ですが、その可能性は低いので別の仕事で稼ぎ、趣味ややりたいことを副業等で行うということです。

そのため、就活をする際、好きなことで稼ぎたい仕事(社会的意義)と収入が上がりやすくかつやりたくない仕事ではない(経済的意義)職種を2つ選ぶ必要があるのです。

まとめると、自分の中で趣味(シンプルに自分が楽しめるもの)とお金を稼ぐ方法の両軸でキャリアを考えどちらで生計を立てるかは問いません。趣味で最低限の生活を送る選択肢もありですし、外コン外銀や起業といった形でお金を稼ぐのもありです。

ロールモデルを立てる

キャリアを描く上で手っ取り早いのがあなたと同じビジョンを持っている人とキャリアを参考にすることが重要です。その人はあなたが将来通るであろう道をすでに通ってきた人です。そのため、それまでの過程で良かったこと・後悔したことがあるはずなのでしっかりと聞いて頭に入れておくと効果的です。

もし、あなたの周りにロールモデルがいない場合SNSやグーグル検索で探してみるのもいいでしょう。また、ご自身でSNSで自分の思いを発信し、あなたと似た考えの人を囲い込むのアリです。

面接官に嘘をつかないで本音勝負

まず、絶対に就活時にやってはいけない行動として自分を誇張して面接官に伝えることです。もし、無駄なキャリアや社会生活を送りたくないならしっかりと、あるがままの事実を話すことをおすすめします。

 就活生でよくありがちな行動として、面接官に好印象を与えるために嘘をつきます。多くの内定が欲しい・より有名な会社からの内定が欲しい、会社の名前が有名であればあるほど内定がもらえる自分は優秀と勘違いしやすい背景から生じる行動です。

しかし、この行動があなたの理想のキャリアの実現を大きく妨げます。なぜなら、あなたのやりたいことをその会社でやれる確率が著しく低いからです。

やりたいことを隠して表面上会社にとってメリットを見せるような就活生は、結局その会社でやりたいことはなく、日々の業務が会社の都合で振られるため退屈な日々を送らなければいけません。たとえば、ネームバリューのある会社に入ったものの本当はマーケティングやりたいのに向こう10年間は会社への営業しか行えない(資料作成等のお手伝い程度)なんてケースはざらにあります。

そのため、このような事態を未然に防ぐためにも必ず面接官にやりたいこと・自分の性格等を本音で話しましょう。それで内定がもらえなかったら、そもそもその会社にあなたがいる必要がないのでもっと他の会社でやりたいことを追求しましょう。

やりたいことがない人はやりたくないことを追求して年収を効率的に高められる会社選びをすると良いでしょう。

キャリアの定期的な棚卸し

就活生は就活の際にはじめて自己分析を行なって客観的に性格や能力等を見たと思います。しかし、今後仕事をしていく中でより理想のキャリアを実現するためには定期的な自己分析(キャリアの棚卸し)が必要になってきます。

キャリアの棚卸しのベストなスパンは3年で3年感覚で自分のキャリアを振り返り自己分析を行いましょう。そして、自己分析の結果、当初掲げたキャリアの目標からずれていないか・ズレていたらどう修正するかを考えましょう。その答えが、転職である場合もあります。

戦略的なキャリア戦略には必ず目標とそれを達成するためのロードマップ(手順・道のり)が必要で、その上で自分がどの立ち位置にいるかを把握していることが重要なのです。

まとめ

理想的なキャリアを手に入れる方法を見てきましたが、まずは就活をする前にあなたがなりたい像またはなりたくない像を明確する必要があります。その上で、上記で挙げた5つのポイントを抑え就職活動を進めていきましょう。

その場しのぎのキャリア選択だけな絶対に避けてください。戦略的なキャリアを設計し満足度の高い人生を送る一歩を踏み出してください。応援しています。

-就活

Copyright© 本気スイッチ , 2024 All Rights Reserved.