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【一覧付】悪趣味な人の特徴と付き合い方4選

あなたの周りに悪趣味な人はいませんか?

悪趣味な人のイメージは、なんとなく気味が悪い近寄りがたい存在ですよね。

趣味が悪い人に対しての接し方に困っていたり、もしかしたら自分の趣味は悪趣味なんじゃないかと悩んでいる人に対して悪趣味一覧と悪趣味な人の特徴と付き合い方をご紹介します。

あなたの何かのきっかけになれば幸いです。

悪趣味な人を哲学的に考えると自己愛が強い人?

ここで「悪趣味な人」とされているのは、単に「趣味(センス)の悪い人」という意味ではなく「人を貶め苦しませることで優越感やサディスティックな欲望を満足させたい」という傾向を持つ人です。

これは軽度の「自己愛性パーソナリティ障害」と考えられます。
自己愛性パーソナリティ障害とは「ありのままの自分を愛することができず、自分は優れていて素晴らしく特別で偉大な存在でなければならないと思い込むパーソナリティ障害の一類型」(「ウィキぺディア」)です。

悪趣味な人は自分が誰よりも優れていると思っている?!

彼らの特徴の一つとして、ありのままの自分を直視することをしないので、意識の上では本当に自分が優れていると思い込んでおり、自分に問題があると思っていません。
したがって、治療や矯正の必要があるとは認めないので、精神療法などは困難です。

なにしろ自分は優れているのですから、彼らは傲慢です。
また、自分が正当に評価されれば賞讃されるのは当然だと思っており、高い地位や権力を求めます。
自分が優れていなければ我慢できないので、自分よりも優れた人がいると、間違ったことだと思い、激しく怒り、攻撃し、破壊しようとします。

悪趣味な人になる原因は育てられた環境?

一方で、悪趣味な人は他の人の気持ちを理解する力は劣っています。
そのため、他人は激しく批判するのに、批判されることには過度に敏感です。

怒るにせよ傷付くにせよ、批判された反応は激しいものになります。
さらに困ったことに、彼らが感じ取った「自分への批判」は、しばしば想像上のものです。

一般に、このような性質は、意識できない無意識のレベルでの強い劣等感や、愛されていないという気持ち、それらによる不安などへの防衛的な反動と考えられます。
他者を侮辱し、批判し、攻撃することで、自分の劣等生を補い、隠蔽しようとするわけなのです。

自己愛的な性格の人は、しばしば自己愛的な親に育てられています。

自己愛的な親は、自分の投影として子供を見ていて「優れた自分の子供なのだから、優れた子供でなければならない」と考えます。
そのため、子供が思ったような能力を発揮すればほめそやし褒美も与えますが、失敗すればやはり過度に叱責します。

その結果、子供にも「自分は優れていなければならない」という一種の強迫観念が生じるのです。
他人の気持ちがわからないのも、親との間に充分な共感が生まれなかったことが原因の一つと考えられます。

世界最高の指揮者とも言われたヘルベルト・フォン・カラヤンは、自己愛の傾向がありました。

メディアに掲載される写真は全て自分でチェックしました。
不意打ちで撮影されたときには、カメラマンを殴る事件を起こしています。
名前にある「フォン」は、貴族であることを示しますが、パスポートには「ヘルベルト・カラヤン」としか書かれておらず激怒したこともあるそうです。
また、指揮するオーケストラとの対立は頻繁でした。
少しでも意見が違ったり、指示に従わない人には、怒り狂って容赦なく攻撃したといいます。

悪趣味な人の特徴4選

自分の身の回りの人やはたまた自分自身が悪趣味な人だと判断する材料として彼らの特徴を詳しく解説します。
該当する人を思い浮かべたあなた、私のことかも…?と思ったあなたは人との接し方を考え直してみてください!

人の失敗を好む

[say name="心理ちゃん" img="https://guchiking.com/wp-content/uploads/2019/07/心理学女性300.png"]仕事場やプライベートでも何かと他人の失敗を好んでいる人いるよね[/say]
「Aさんが事業立ち上げに失敗した」「あの人は能力ないよ」など周囲に悪口を広めて楽しんでいる人が実は世の中にはたくさんいるのです。

人の不幸を楽しんで生きがいにしている人は悪趣味以外のなにものでもありません。

心理として人の悪口をいって楽しむ人の特徴として自分の人生を楽しんでいない傾向があります。

自分の能力では偉大なことをなし遂げることができなく日常生活において達成感・充実感が欠けているのです。

また自分が何かに劣っていると認めたくないと深層心理で思っているため他人と自分を比較して自分を優位な立場になるように行動しようとします。

その結果、人の悪いところや失敗する場面等の負の要素に対して敏感に反応し攻める傾向にあります。

[say name="哲学くん" img="https://guchiking.com/wp-content/uploads/2019/07/哲学男性300.png" from="right"]この手の人の基本的な態度として、人を見下し優越感を満足させたい、という欲望があります。[/say]
人の失敗を好むのは、他人を批判することで自分が優位に立ったように思えるためです。
実質的な能力や努力の裏付けがある優越感ではありません。

ウィキぺディアによれば「これは劣等感に対する自己防衛(防衛機制)であるが、この場合は単なる自己満足に過ぎずなんら実質的な利益は生み出さない」とあります。

多くの場合、もっと感覚的な「人が苦しんだり困ったりしている姿を見ると快感を覚える」というサディスティックな嗜好が加わっています。

人をたぶらかして翻弄するのを好む

[say name="心理ちゃん" img="https://guchiking.com/wp-content/uploads/2019/07/心理学女性300.png"]私の周囲にも男性を弄ぶ女性っていたのよね…[/say]
心理ちゃんのいう通り正に女性に多い傾向で男性をたぶらかして翻弄するのを好む人が世の中にはいます。

例えば彼氏がいる女性が他の男性と食事や飲み会に行って、あたかもあなたに気があるかのように接してきます。
この場合、あなたを好きなわけではなくあなたの反応や様子をみてただただ楽しんでいるだけなのです。

つまり、男性を手のひらで転がして自分の思い通りになる状況を非常に好んでいる特徴があります。

恋愛に限ったことだけでなく、仕事においても相手をその気にさせて期待させておいてから落とすこともあります。
例えば、次の案件を任せると言われて結局ぽしゃって結局何事もなかったって経験はありませんか?

もちろん悪意がない場合もありますが、意図があって上げて落としている場合もあるので注意が必要です。
[say name="哲学くん" img="https://guchiking.com/wp-content/uploads/2019/07/哲学男性300.png" from="right"]人をたぶらかして翻弄するのを好む人は大変悪趣味と言えますね。[/say]
これは、人を自分の思い通りに動かすという、支配欲、一種の権力欲の変形と考えられます。

ここにも、優越感とサディズムの影響が見られます。

女性から男性へという場合は、サディスティックな面が強く出るようです。

サディズムは加虐愛、加虐性欲などと訳されることからもわかる通り、性欲が歪んで現れるものと解釈されます。
他人に対して精神的肉体的苦痛を与えることで性的興奮を覚える性質がサディズムとされます。

極端な場合は精神的な障害として扱われますが、サディズムの傾向は女性に限らず誰でも多少は持っているものです。
「たぶらかして翻弄する」のは確かに悪趣味ですが、過度に神経質になり過剰に反応するのも考えものです。

自分が1番だと思っている自信家が多い

[say name="心理ちゃん" img="https://guchiking.com/wp-content/uploads/2019/07/心理学女性300.png"]悪趣味な人の特徴として自分が1番だと思っている人が多い傾向にあると思う![/say]
何をやっても自分ならなんでもできると思っている自信家ほど、過去の実績を見せびらかしたり他人より上だと主張することを楽しんでいます。

聞きたくもないのにいきなり自慢話が始まったり、なぜか突然自分に対して説教が始まった経験はありませんか?
このパターンは、本人が自覚していないパターンが多いのですが、相手を批判したり優位な立場になれる言動をすることにより自分は大丈夫なんだと安心させているのです。

優秀な人ほど自慢話を聞きませんよね。
能ある鷹は爪を隠すとうことわざがあるように、自慢話をして楽しむのは悪趣味です。

もしあなたが周りの人に対して自慢ばかりしているようなら気をつけましょう。他人からは冷ややかな目で見られているかもしれません。ぽかんという表情をしていますよ。
[say name="哲学くん" img="https://guchiking.com/wp-content/uploads/2019/07/哲学男性300.png" from="right"]自分を一番だと思う自信家は実は中身は空っぽです。[/say]
こういう人は、他人の批判ばかりしていて、良く聞くと建設的な提案はしていないことがあります。

少しおだててから、「それじゃあどうすれば良いと思いますか」と訊くと、言葉を濁して応えないか、応えても自分で責任を持って実行しようとはしません。

自信を持つこと自体は悪いことではありません。その自信が、他者を批判することで自分が優位だと錯覚することで成立しているのが問題なのです。

自分の意見がどのようなものか自覚することで生まれる自信なら、誰かを貶めて優位を確認する必要はありません。
むしろ、そういう自信がある人は、自分の意見と同様に他人の意見も尊重するものです。

ネチネチとしつこい

[say name="心理ちゃん" img="https://guchiking.com/wp-content/uploads/2019/07/心理学女性300.png"]何かとネチネチとしつこい人は悪趣味な人の特徴の1つ![/say]
仕事において過去の失敗をネチネチと責めたり、しつこく同じことを何度もいってくる上司は必ず1人はいますよね。
恋愛においても、元カノ・元カレを引きずっていて連絡と取っている人もネチネチとしつこい人です。

過去を振り返らず前を向けない人ほどうじうじとしている人です。

そして、なよなよしている人は物事に対して臆病なので慎重にことを運ぼうとします。

そのため、同じことを何度も確認したり認識合わせのために繰り返し発言をしてしまいます。

ネチネチとしつこい人は嫌われる傾向にあるので、さっぱりとした人になることをおすすめします。
[say name="哲学くん" img="https://guchiking.com/wp-content/uploads/2019/07/哲学男性300.png" from="right"]しつこいのは、自分の優越性を認めてもらいたいのと、人から聴くことで自分で確認したいからです。[/say]
表面の意識では、自分は優れていると思っていますが、意識に昇らない無意識のレベルでは自信がないので、繰り返し確認したくなるのです。

先に述べたように劣等感の裏返しなんですよね。

心理学者の速水敏彦はこのような実体のない優越感を「仮想的有能感」と名付けましたが、仮想的有能感には裏付けとなる根拠がないので、何度も何度も確認しないと不安になります。
また、努力や能力とは無関係な、家柄や血筋などを優越の根拠にする傾向もあります。

自分の劣等生に直面せず、傷付くことを回避できるので、本人は癒されますが、相手をする方は煩わしいばかりです。

悪趣味な人との付き合い方

悪趣味な人との付き合い方は大きく分けて2つあります。

悪趣味な人とは付き合わない

[say name="心理ちゃん" img="https://guchiking.com/wp-content/uploads/2019/07/心理学女性300.png"]悪趣味な人とどう接していけばいいの?[/say]
そもそも、悪趣味な人と付き合わないという選択肢があります。

初めて会った人や周りにいる人であなたが悪趣味だと判断した場合、無理して接する必要はありません。
なぜなら時間と体力を無駄に消耗するだけでなく、そもそもメリットがないからです。

悪趣味な人のペースに合わせていたら大変気を使うだけでなく、あなたの精神にダメージがあるかもしれません。

そもそも価値観が合わないものだと思って関係を切ってみるのもおすすめです。
[say name="哲学くん" img="https://guchiking.com/wp-content/uploads/2019/07/哲学男性300.png" from="right"]できるだけ距離を取ることにしましょう。[/say]
中途半端に肯定したりおだてたりすると「コイツは味方だ」と思われて付きまとわられる可能性があります。
逆に批判すれば恨まれます。

どちらにしても「ネチネチとしつこい」のが特徴なので、煩わしいことになります。

もっともこのタイプの人は妄想癖も激しいので、勝手な誤解で親しげにしたり、恨んだりすることもしばしばあります。
その場合は災難と思うしかありません。

本人に抗議するより、周囲の人の理解を求めましょう。きっと同情してくれます。

悪趣味な人との上手な接し方

悪趣味な人とどうしても付き合わないといけない場面があります。

学校や仕事場で話さなければいけない時、どうやって接していけばいいのでしょうか。

  • 仕事と割り切って接する
  • もはやかぼちゃと思って接する

1番簡単な解決方法は、気持ち的に割り切って悪趣味な人と接していくことがベストです。

仕事上のビジネス会話をしなければならないと自分に言い聞かせ我慢するしかないです。

しかし、人間なので簡単に割り切ることなんてできないと思います。

まず強制的に話す頻度や時間を少なくし、極限までメールでのやりとりに限定してしまうのです。

そうすることにより会話が必要最低限に限られるので、ほぼ接していない状況を作り出すことができます。
[say name="哲学くん" img="https://guchiking.com/wp-content/uploads/2019/07/哲学男性300.png" from="right"]こういう人と関わる必要があるときには、肯定も否定もしないことです。[/say]
意見を訊かれたら「わからない」あるいは「むずかしい」と応えておきましょう。

悪趣味な人たちの基本的な性質として、普段は尊大で自信たっぷりな言動をとるのに、いざ責任を持たせて何かをやらせようとすると尻込みします。
恥をかくことを極端に怖れるからです。

恥とはつまり、自分の仮想の有能性が破られ、劣等生が露呈することだからです。
一度大きな失敗をすると、反動が大きく出て、世間との関りを避け、引き篭るようになることがあります。

何もしないでいれば失敗することはなく、仮想の有能性を維持できるからです。
誉めれば尊大となり、叱れば引き篭るのが悪趣味な人の性質です。

悪趣味の例の一覧表

  • 他人を批判ばかりする
  • 自慢ばかりする
  • 他人の悪口ばかり言う
  • ネチネチとしつこい粘着質
  • 社会人で髪を派手に染める
  • 男性でネイル
  • 女性で派手なヒョウ柄ネイル
  • 人間観察
  • 他人に失敗を喜ぶ
  • 人をたぶらかす
  • 部屋がピンク一色
  • ブランド服ばかり身につけてる
  • 爬虫類を大量にペットにしている

みなさんどうでしたか?これ以外にもみなさんが思うたくさんの悪趣味の例があると思います。

もしよかったら「こんな悪趣味はいやだ」ってお題でツイッターにメッセージをいただけるとうれしいです!

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